A「 ホイールナット用トルクレンチを常備しておくことをおススメします」
ご賛同いただける方は少ないかもしれません。でも私は言いたいです、「プリセット型のホイールナット用トルクレンチ」を買って常備してください。そして、すでに持っていらっしゃる方は使って増し締めしてください。
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写真↑は現在使用してるエマーソンのプリセット型トルクレンチです
「えっ~、私はタイヤ交換自分でやりません」「業者さんに交換してもらってるから要らないでしょ?」と聞こえてきそうです。でも、事故はプロが整備している事業用大型車でも起きています。そしてひとたび事故が起きれば、その責任は運転者に向けられます。なぜなら、ドライバーには日常点検の義務が法令によって定められているからです。
業者にタイヤ交換を依頼していても、人間のやることにはミスがつきものです。ホイールナットの締め忘れや、逆に締め過ぎでネジ山を傷めていることも考えられます。運転中にタイヤから異音や振動を感じた場合は、速やかに安全な場所にクルマを止め、異常がないか確認してください。この時、クルマにトルクレンチが積んであれば、ホイールナットの緩みには対処できます。ご自身で対応できない場合は、整備業者やロードサービスを呼んで見てもらってください。
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トルクレンチなんて不要だとおっしゃる方も、次のクイズだけはチャレンジしてみてくださいね!↓
Q1:あなたが今乗っているクルマの、ホイールナットの適正締付トルクはいくつですか?
Q2:ホイールナットのサイズ(二面幅)はいくつですか?
Q3:ホイールナットの座面形状は何ですか?
クイズの答えは解りましたか?
「知らね~よ!」
そうですよね
メーカーや車種ごとに異なっているから紛らわしいです
ちなみに私の車は
A1:85 N/m
A2:19mm
A3:60°テーパー座とR12球面座 です。
クルマの適正締付トルクなどは、取扱説明書やサービスマニュアル、web上のサービスデータなどで調べることができます。知っているだけでもタイヤの脱落を予防することにつながります。
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トルクレンチを購入されましたら、ぜひ一度だけは取扱説明書を読んで、試しに使ってみてください。一度クルマとのフィッティングを確認して、その設定のまま積んでおいてくださるだけでも良いと思うのです。もしかしたら、カチッと動作するトルクレンチの感触が楽しくなっちゃうかもしれません。
タイヤ脱落事故の対策として今できることは、ホイールナットの緩み点検です。もしトルクレンチがすぐ手の届く所にあれば、カチカチと増し締めやってみようという気にもなるはずです。ひとりでも多くの方がトルクレンチを使って増し締め点検する習慣を身に着けてくだされば、悲惨な事故を減らすことにつながります。どうかトルクレンチ使ってください。そしてご自身で点検されない方も、タイヤホイール交換後一週間ほどしたら、ホイールナットの増し締めを頼んでくださいね。
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(※私はトルクレンチメーカーの回し者ではございません。ひとりのドライバーとして、タイヤ脱落事故が減って欲しいと願っているだけです。)
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