A「オーディオコネクタ SJ1-3524NG ではないかと思います」
YouTube視聴者さまの質問に対する返答です。日立コードレスラジオUR18DSLの修理について教えてくださいとのことでしたので、ブログでもお知らせいたします。
故障の状態は、「AUX端子がぐらぐらになっている」との事から、自分のラジオを分解してみて、想像できる不具合箇所は以下の3つです。
・AUX/EARPHONE基板の押えネジゆるみ
・AUX/EARPHONE基板の割れ
・AUX端子のハンダ割れ、もしくはパーツの足等の破損
AUX端子、EARPHONE端子が電気的に生きているかどうかを確認すれば、さらに不具合箇所は絞り込めると思います。
分解作業は普通のドライバーが入らない場所に基板押えネジがあるため、ミニサイズの工具が無いと作業はできません。
必要工具:ミニサイズスタビドライバーNo.2+ (ミニサイズラチェットドライバー等)
AUX/EARPHONE基板の押えネジの取り外しと取り付け、これがとにかくやりにくい。普通のドライバーはまったく入らないため、ドライバーのシャフトが自在に曲がるものが欲しくなります。それでも狭いので、うまくネジが回せるかどうかは、持っている工具次第です。
基板が割れていれば、リード線を沿わせてハンダ付けしなおすか、新しい基板に交換することになります。
AUX端子のハンダ付けが割れているだけなら、ハンダ付けをやり直せば良いと思います。部品の足が折れていたり、部品自体が破損しているのでしたら、AUX端子を購入して、取り換えることになります。少し調べたところ、SJ1-3524NGが似ていると思います。(※完全に一致しているかは確認できていません)
現物のラジオがどのような状態になっているかは、分解してみなければ分かりません。AUX端子交換以外で直る可能性も高いですから、狭い所のネジを回せるドライバーを準備して、チャレンジしてみられてはと思います。