犬小屋の引きこもりD.I.Y.生活

庭にある元犬小屋に引きこもって 、ガラクタの修理をしています。 その様子はYouTubeでもご覧いただけます。https://www.youtube.com/channel/UC4cmXzhal0CdE1CCocN6d2Q

Q「自動車用バッテリー充電器では、バイクのバッテリーは充電できないの?」

A「バイクのバッテリーは 充電できない物があります」

 充電できるバッテリーの種類・仕様には、下限がある物もあります。

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 上の写真の自動車用充電器の場合、バイクのバッテリーは充電できないと、取扱説明書に書いてありました。

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 ■充電できるバッテリーの種類・仕様

  ・電圧:DC12V (鉛蓄電池)

  ・オープン(開放型)バッテリー ・シールド(密閉型)バッテリー ・ドライセル/ディープサイクルバッテリー

  ・バッテリー容量 6Ah~240Ah(5時間率容量)

-------------------------------------------------------------------------(取扱説明書より)

 

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  ▲ホンダ Dio AF34 と言う、50cc原付スクーターの互換バッテリーです。ATR4A-5と言う型式で、カルシウムバッテリー、容量は2.3Ahです。バッテリーの種類が鉛充電池ではなく、容量が充電器の適合を下回っています。

 

 上の写真の充電器を実際に接続すると、電圧が低い場合には「F01」のエラー表示が、電圧が高い場合には「FULL」の表示が出ます。(まだ充電が十分でなくても)

この充電器の場合は、充電電流が、2A/6A/10Aの3種類に固定されていることが理由にあるようです。つまり、Dioのバッテリーは通常充電の場合、電流0.25Aで5時間充電するよう定められていますが、上の充電器は最低充電電流が2Aです。ですので、バイクのような容量の小さいバッテリーは、充電電流が大きすぎて適応除外となっていると思われます。「大は小を兼ねる」と言ったりしますが、自動車用充電器の場合には当てはまらない場合があるようです。実際に充電を試している動画もご覧ください。▼


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 私は、充電できるバッテリーに下限があることを知らず自動車用充電器を購入してしまい、バイクのバッテリーが充電できないことになりました。バッテリー充電器を選ぶ際には、充電できるバッテリーの容量・仕様をご確認の上、購入されることをオススメします。

 

 ▲このACDelcoのバッテリー充電器は、「バイクモード搭載 6V/12V対応」で、幅広いバッテリーに使用できます。

▲バイクのパーツメーカー デイトナが扱うバイク用充電器