犬小屋の引きこもりD.I.Y.生活

庭にある元犬小屋に引きこもって 、ガラクタの修理をしています。 その様子はYouTubeでもご覧いただけます。https://www.youtube.com/channel/UC4cmXzhal0CdE1CCocN6d2Q

Q「敬語の ”お” と ”ご” 、どちらをつける?重箱読み、湯桶読みの場合は?」

A「重箱読みの場合は ”ご” 」「湯桶読みの場合は ”お” 」を付けます。

 

 敬語(丁寧語)の "お" と "ご" の使い分けは、あとに続く言葉が音読みの場合 ”ご” 、訓読みの場合は ”お” となります。

 例) ご質問…「質問(しつもん)」が音読みですので、前につける敬語は「ご」になります。

    お問い合わせ…「問(と)い」が訓読みですので、前につける敬語は「お」になります。



 では、あとに続く言葉が重箱読み湯桶読みの場合はどうなるのでしょう?重箱読みとは、その名の通り、「重(じゅう)」音読み、「箱(ばこ)」訓読みの、音訓の順で読む言葉です。逆に、湯桶読みとは、「湯(ゆ)」訓読み、「桶(とう)」音読みの、訓音の順で読む言葉です。

 これらの場合は、あとに続く言葉の最初の文字が、音読みですと「ご」、訓読みですと「お」になります

 例) 重箱読み…「残高(ざんだか)」の場合は、「残(ざん)」が音読みですので「ご残高」

    湯桶読み…「手本(てほん)」の場合は、「手(て)」が訓読みですので「お手本」となります。

 

--------------------------------------------------------------------------------------------------

 余談ですが、こどもの両親のことを、「親御(おやご)」さんと呼んだりしますが、これは、古くは「親の御前」と言う言葉があって、その「前」などが省略され「親御」と呼ぶようになったそうです。敬語のルールと異なるのは、その言葉の成り立ちが違うからなんですね!